平凡社ライブラリー
仙人の桜、俗人の桜

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582763324
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0395

出版社内容情報

吉野に始まり、出雲大社から高千穂と、全国の桜や神社などを訪ねながら日本人の心情と文化の基層を読み解く異色の紀行文学。 JTB紀行文学大賞第1回受賞作。解説=野坂昭如

内容説明

見・聞・食。切れ味鋭く「にっぽん」の原像に迫るユニークな日本紀行。第1回JTB紀行文学大賞受賞。

目次

仙人の桜、俗人の桜―吉野
出雲大社の中の空っぽ―出雲
粗食に甘んじる―黒羽
神々の隠れ里―高千穂
野球の中の相撲を見に行く―北海道
祖霊と遊ぶ琉球の夜―石垣島
ハウステンボスとお手本の関係―長崎
鰹をたたきつづけている港町―高知
理屈はともかく温泉へ行こう―草津
北国の小さな蔵の寒仕込み―宮城〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hitsuji023

2
著者の考えるままを文章にしたような本で、読んでいるとあたかも自分もそう考えているような錯覚に陥る。それだけ、文章や物の見方が自然体なのだろうと思う。紀行文ではあるがあれも見た、これも見たというようなありきたりな文章になっていないのがいい。2015/04/28

いちはじめ

0
紀行文集。エッセイとも私小説ともつかない話をだらだらと、時折り鋭い洞察を交えながら書くという、まあ、いつもの赤瀬川原平。2000/03/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/89333
  • ご注意事項

最近チェックした商品