ESG投資―新しい資本主義のかたち

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532357443
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C3033

出版社内容情報

ESGによる企業の選別が始まる!
世界の新しい潮流を第一人者が解説。

◆日本でも本格化するESG
2017年初の日経ヴェリタスの巻頭は「ESG投資の号砲」でした。投資家の間でE(環境)、S(社会)、G(企業統治)を通じて社会的存在としての企業の価値を探り投資先を選別する動きが強まり、収益一辺倒の企業はやがて市場からの退場を求められることになるという新しい時代の始まりを、投資家、企業、それぞれの動きから探ったものでした。
ESG(投資)は、既に欧米の資産運用会社や機関投資家の間では「洗練された株主価値」として投資における重要な指標となっています。日本でも2015年9月、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が責任投資原則(PRI)に署名、2017年には、多くの機関投資家も重視する指標としてあげ、一方の上場企業でも、ESGを専門にする部署の設置が急増。まさに「ESG元年」を迎えました。

◆第一人者が全貌を解説するはじめての一冊
ESG投資は、コーポレートガバナンス改革の柱でもあるエンゲージメントを通して、世界の持続的・安定的な成長に寄与できるかで企業を選別、それによって将来の世界全体の繁栄を守るという新しい社会システム(資本主義)を生み出そうとするグローバルな動きで、単に「ESGを考慮して投資すれば儲かる」ということではありません。そういう企業に投資して支えることで、社会全体が豊かになっていき、その富が自分たちにも返ってくるという、格差や資源の問題を抱えた世界全体のことを長期的に考える、誰もが求めるきわめて合理的な行動という点で、支持が急速に広がっているのです。
本書は、欧州など海外での研究も重ねてきた第一人者が、これまで断片的にしか伝えられてこなかったESGをめぐる様々な動きを整理、上場企業、機関投資家双方に必須の知識を提供するものです。

内容説明

持続可能な経済へ世界は動き始めた!気候変動、人権問題、経済的不平等―投資家が企業を見る視点が変わる。新しい関係が生まれる。

目次

第1章 環境・社会・ガバナンス―なぜ、どのように投資と関わるのか
第2章 売却か、対話か―気候変動とESG投資
第3章 奴隷的な労働を許すな―人権問題とESG投資
第4章 経済的不平等とESG投資
第5章 すそ野広がるESG課題
第6章 ESG投資と実務―現場はどう向き合うか
第7章 この先のESG投資へ

著者等紹介

水口剛[ミズグチタケシ]
高崎経済大学教授。博士(経営学)。1984年、筑波大学卒業。商社、監査法人等の勤務を経て、97年高崎経済大学経済学部講師。2008年より現職。専門は責任投資、非財務情報開示(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

36
PRI(2006), Principles for Responsible Investment を基に筆者が要約した、表1-1 責任投資原則(PRI)の6原則:1.EFG(環境、社会、コーポレートガバナンス)課題を投資の意思決定と分析に組み込む。2.積極的な株主になり、ESG課題を株主としての方針と活動に組み込む。3.投資先企業によるESG課題に関する適切な情報開示を求める。4.投資業界がこれらの原則を受け入れ、実践するよう促す。5.これらの原則の実施に当たって、効果が高まるよう相互に協力する。2018/02/10

Emkay

13
ESG投資の概念、精神、ヨーロッパの動きなど、分かりやすく大学の先生が俯瞰したもの。コンセプト学ぶ入門書としては役に立つ。人類全体が直面する地球温暖化、性差別、経済格差、奴隷まがいの過酷労働、絶滅危惧種といった課題を、投資資金が向かう先を選別することで少しでも解決に導こうとするのがESG投資なんだということは良く分かった。一方、巨視的な課題に、どうやって個別の投資で解決を図るのか等々、色々と考えさせられたが、それだけでも読んだ価値があった。2020/04/12

Toruo555

4
仕事でこの単語が出てきて「??」だったところで本書に出会う。今後は事業が温暖化に加担して無いか、過酷労働させている下請けがないか、非人道的兵器製造会社に投資してないかなど、持続可能な社会への取組を調査、改善の取り組みを開示していかないと資金が引き上げられるという。GPIFも署名。短期的な儲けを追求しては年金を受け取る頃に地球がぶっ飛んでしまわないようにという意味で理にかなってる。 グズグズしてると格付け会社に公表されるし欧州各政府も後押ししてるので今後の潮流。最後は人口増加とどう折り合いをつけるかかな。2018/01/13

Barca

4
「気候変動も、奴隷労働も、経済的不平等も深刻な問題だ。経済活動の基盤さえ崩しかねない。しかも、それらの問題を生んでいるのは今の資本主義のメカニズム自身であり、その中枢に位置するのが金融と投資のシステムなのである。そのような危機感こそ、彼らの行動の根底にあるものなのではないだろうか。」(p215)2017/10/21

タキモト

3
最近日本でも注目されつつあるESG投資について知りたくなったので読んでみた。特に定量的な評価ができないのにどうしているのだろう?というところが当初の疑問であったが、想像以上に綿密に定量評価して銘柄選定をしていることが分かった。今後の世界のトレンドとして必要になっていくESG投資に我々はもっと目を向けるべきであろう。2020/08/16

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