平凡社ライブラリー<br> 黙移 相馬黒光自伝

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平凡社ライブラリー
黙移 相馬黒光自伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784582762884
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0323

内容説明

明治女学校に学び、「アンビシャス・ガール」と呼ばれた夢多き女性の自伝。新宿中村屋を創業、多くの芸術家と交友し、荻原碌山、中村彝、エロシェンコ、戸張孤雁らの姿をも生き生きと伝える。

目次

出郷
『女学雑誌』と『文学界』
明治女学校
国木田独歩と信子
一転機
印度志士ボース
続篇
静座十年
白系ロシヤの人々
発願
半生を顧みて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くーぴーめりー

1
夫とともに新宿で創業した「中村屋」で、パンの製造販売の傍ら、文化人の集うアトリエを主宰した、相馬黒光の半生記。 「中村屋サロン」には、彫刻家・荻原守衛やロシアの盲目詩人・エロシェンコなどの芸術家の名があります。 また、学生時代の教師陣には、北村透谷、島崎藤村、戸川秋骨、星野天知のような、学者や文学者の名も見られます。 明治期のひとりの女性のエッセイながら、当時の文化を垣間見ることのできる興味深い本です。 2015/07/21

1131you

0
激動を生きた女性で面白かった。佐々城信子の評価や俊子の結婚など多少引っかかる件はあったが、解説の「相馬黒光の限界」との指摘に腑に落ちた。先進的な女性にも理解が及ばない女それが佐々城信子。解説も込みでの名著。3か4か迷うところ2022/11/12

DEAN SAITO@1年100冊

0
1人の女性の回顧録とは思えないくらいエピソードが多彩。「あさが来た」と少し被るけど、朝ドラのヒロインにもなれそう。2018/10/21

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