内容説明
下剋上の時代、動乱の都市・京都に花開いた東山文化―銀閣とその造営主・足利義政の姿の一方、たとえば山水河原者の世界に目をこらし、頂点と裾野、光と影をもろともに、この文化の全体像を描き出す。
目次
序章 東山文化への道
第1章 「下剋上」の時代
第2章 民衆生活点描
第3章 足利義政
第4章 東山文化の光と影
結章 東山から桃山へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
concreteseijin
0
ブラックホール 八咫の鏡2016/05/12
concreteseijin
0
甲州という惣村2016/05/12
concreteseijin
0
こと峡東地方は富士の風雪を仰望。2016/04/16
concreteseijin
0
東山梨文化 半隠遁2016/04/01
rbyawa
0
f206、悪い内容とまでは思わないんですがどうも釈然としないような、と思ったんですが、あれですね、足利6代義教の時代から始まる8代義政までへの流れとその背景のようにして起こる応仁の乱と、その中で完全に政治からそっぽを向いてしまう義政というところが描かれていて、タイトルとなっている東山文化がいささか駆け足だったからですねこれ…。足利義政ってタイトルが一番妥当だったような気もするなぁ。彼がどのような教育を受け、どんな時代であったか、どうして政治から逃避したのか、隠居の場である庭園へと逃げ込んだのか、て本だね。2015/09/18