作家とおしゃれ

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作家とおしゃれ

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582747157
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0091

出版社内容情報

昭和の文豪のこだわりの着こなし、現代の作家が憧れた一着、漫画家のお気に入りのアイテム……特別な日の晴れ着から日々の生活を彩る普段着まで、「装う」楽しみが詰まったエッセイ、詩、漫画など46篇を収録。

【収録作品(掲載順)】

1 毎日のおしゃれ
服装語彙分類案 柳田國男
履物とガラス玉 佐多稲子
正しいアイロンのかけ方 村上春樹
新しい沓下 田中冬二
センスのよいきものの着方、えらび方 宇野千代
サザエさんの洋服/『サザエさん』より 長谷川町子
服装の合理性 石原慎太郎
働くために 宮本百合子
春着の仕度 河野多惠子

2 お気に入りの逸品
鞄 吉行淳之介
このごろ 幸田文
フィレンツェの赤い手袋 小川洋子
時計 室生犀星
『没有漫画没有人生』より「シューゲイザー」 望月ミネタロウ
レインコートの美 森茉莉
帽子 江國香織

3 とっておきのよそいき
すてきなお化粧品売り場 川上未映子
誓いの色を着た日 村田沙耶香
洋服オンチ 三島由紀夫
私のびろうどの靴は 林芙美子
劉生日記 大正九年 岸田劉生
旅のよそおい 檀一雄
無欲・どん欲 沢村貞子

4 こだわりの着こなし
「俺様ファッション全史」より 会田誠
わが服装哲学 森敦
「服装に就いて」より 太宰治
ピアスの穴 米原万里
買物 菊池寛
外套 江戸川乱歩
映画のなかのシャツ 宇野亞喜良
自分の色 白洲正子

5 夢に見たあのスタイル
GOTHIC & LOLITA GO WORLD 嶽本野ばら
夏帽子 萩原朔太郎
夢の女の夏衣 厨川蝶子
リボン 竹久夢二
着物 芥川龍之介
るきさん 高野文子
羽織・袴 久保田万太郎
衣裳と悦楽 花柳章太郎

6 流行りをたのしむ
『青豆とうふ』より 安西水丸
洋服論 永井荷風
学生ハイカラしらべ 今和次郎
茶色い背広 吉村昭
銀座漫歩の美婦人三例 小村雪岱
好きな髷のことなど 上村松園
『かの子抄』より 岡本かの子

※電子書籍版と通常書籍版では、収録内容が一部異なります。

内容説明

明日は何を着ていこう。宇野千代、江戸川乱歩、室生犀星、森茉莉、今和次郎、安西水丸…おしゃれを愛する46篇。

目次

1 毎日のおしゃれ
2 お気に入りの逸品
3 とっておきのよそいき
4 こだわりの着こなし
5 夢に見たあのスタイル
6 流行りをたのしむ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

43
ラインナップが豪華で如何にもその人らしいことが書いてあるから面白い。永井荷風の洋服論は今読んでも参考になるし、太宰はくどくど、竹久夢二はネチョッとしている。グラビアがあるともっとよかった。2025/05/25

neimu

30
佐多稲子、宇野千代、室生犀星、沢村貞子、米原万里、面白い。高速で読み飛ばす。印象に残っても良かったとは思えないものも。共感できても、それが苦い思いであるがゆえに、哀しくなってしまうものも。アンソロジーであるがゆえに読んではみたが、でなければご縁がないものも。写真に驚かされるというか、やはりと納得してしまうというか。特に着物世代ではなく、蛇の目傘なんぞさしたこともなければ、高下駄なんぞ履いたこともない私は、今日の雨にうんざりしていたので、佐多稲子に親近感を覚えてしまった。雨の日の装いに苦労する季節が来た。2025/06/03

くさてる

19
大正から平成まで、「おしゃれ」に関する作家のエッセイアンソロジー。古い時代の文章は使われている語句すらなんのことか分からなかったりしたけれど、それはそれで趣を感じた。既読だったけど、やっぱりうまいなあと笑ってしまったのは太宰治。三島由紀夫も良い。萩原朔太郎はまるで一篇の小説のような読み心地のエッセイで印象に残った。他の作品も個性やこだわりを楽しめて、面白かったです。2025/02/12

ひさか

17
2024年9月平凡社刊。エッセイ、詩、漫画46編のアンソロジー。作家と◯◯シリーズらしい。身にまとうもののおしゃれの話で、みなさん正論というかありふれた話ばかりが続き、少しがっかりです。人がなにかを纏うという行為にはかなり共通した概念や想念があるんでしょうねぇ。2024/12/31

いく

15
芥川龍之介、三島由紀夫、江國香織 いろんな作家のお洒落論が沢山載ってる。 特に村上春樹はシャツはクリーニングに出さず、 自分で手入れすることには驚いた。 文学とお洒落はなるほど切っても切れない関係らしい。2025/04/15

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