出版社内容情報
毎日の食卓で、行きつけの喫茶店で、異国の地で味わう、一杯の珈琲。昭和の文豪や現代の人気作家によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。珈琲の香りただよう46編。
内容説明
茨木のり子、串田孫一、植草甚一、織田作之助、池波正太郎、林芙美子…珈琲の香りただよう52篇。
目次
1 珈琲のある風景(食卓に珈琲の匂い流れ(茨木のり子)
珈琲の木(小沼丹) ほか)
2 珈琲一杯の時間(山旅と珈琲(串田孫一)
タヒチ・パペーテの、インスタント・コーヒー。(片岡義男) ほか)
3 喫茶店よ永遠に(喫茶店で本を読んでいるかい(植草甚一)
コーヒー色の回想。(赤川次郎) ほか)
4 わたしの珈琲作法(“コーヒー道”のウラおもて(安岡章太郎)
下町の“コーヒー”(池波正太郎) ほか)
5 珈琲見聞録(「小倉から下関への渡航と下関滞在」より(シーボルト(斎藤信訳))
珈琲店、酒肆及び倶楽部(夏目漱石) ほか)