翻訳としての人間 - フロイト=ラカン精神分析の視座

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翻訳としての人間 - フロイト=ラカン精神分析の視座

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  • サイズ A5判/ページ数 518p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582746075
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0010

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ポカホンタス

7
翻訳論の資料として古書で入手した。フロイトは、抑圧は人間の原文の誤訳であるとし、ニーチェは人間は自身の「恐るべき原文」に戻るべき、つまりは翻訳し直されるべき、と言ったという。またラカンに依拠する著者は、翻訳としての人間は、徹底的にシニフィアンによって分節される在りそこないとして在るばかりの人間存在であるとも書く。ただやはり本全体としては著者なりのラカン論の展開が中心であった。2011/10/30

neeyo

1
ラカンが言葉に残したフロイトへの回帰という主題をソシュール、ニーチェ、ソフォクレス、ハイデガーらのテクストを〈翻訳〉しながら〈分析〉をしていく。 ロジックの限界をレトリカルに乗り越えていく姿勢は本書の中核を占める存在だと思う。 2017/06/19

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