思考の技術論―自分の頭で「正しく考える」

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  • サイズ 46判/ページ数 576p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582703665
  • NDC分類 135.2
  • Cコード C0010

出版社内容情報

混沌を極める現代社会で「真と偽を区別して正しく判断する」ためにはどうすれば良いのか。仏文学者・鹿島茂がデカルトの『方法序説』から考える「正しく考える」ための方法論。

内容説明

混沌を極める社会で、「真と偽を区別して、正しく判断する」ためにはどうすればよいのか?デカルト『方法序説』に書かれた4つの原則から導き出す!

目次

「正しく考える」ための方法を考える。
何のために「正しく考えるための方法」を学ぶ必要があるのか?
経験論に立つ「正しく考えるための方法」
問いを導くための「発見学」
「悪い人」はみんな似ているのか
「発見学」の技術とは
「思いもよらぬ脈絡」の啓示
二元論は最大の武器である
世界の「折り目を」見つける
「比例的思考法」をめぐって〔ほか〕

著者等紹介

鹿島茂[カシマシゲル]
1949年、神奈川県横浜市生まれ。作家、フランス文学者。元明治大学国際日本学部教授。専門は一九世紀フランス文学。1973年東京大学文学部仏文科卒業。1978年同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。1991年『馬車が買いたい!』でサントリー学芸賞、1996年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、2000年『職業別パリ風俗』で読売文学賞など数々の受賞歴がある。その他著書多数。古書コレクターとしても知られる。書評アーカイブサイト「AII REVIEWS」主宰。2022年、神保町に共同書店「PASSAGE」をオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yutaro sata

26
デカルトの四原則が、正しく考えるときにいかに有効であるかというのを軸にして進む本。既知のものがあったら、便宜的にその反対物を設定して物事を理解しやすくする二元論。二元論だけでは扱いきれない、循環構造を捉える三元論。考えることの土台になる論理学の話など。 個人的には、難解で、どう手出しをしたらいいか分からないと常々思っている『共同幻想論』を扱っている部分が面白かった。 「母性論」や「対幻想論」から入りましょうか。2023/08/14

しゅー

6
★★かのデカルトの思考原則に基づき、問題を発見して解決する技術に迫る。序盤は非常にスリリングな本なんである。哲学者の透徹した思考法を借りて現実世界に向き合う。そんな期待でどんどん読み進める。しかし、途中で少し様子がおかしくなるんだよなぁ。この著者お得意の書評みたいになってくる。エマニュエル・トッドに吉本隆明、楠木建、しまいにゃ最後の方は野矢茂樹の論理トレーニングを解説しだす。あと、この著者の他の著作を読んでも思ったことだけど、少子化に関する持論が私には肯けない。これだけ学識ある方なのにちょっと残念なのだ。2023/08/01

syuu0822

5
思考の技術論とありますが、基本的にはデカルトの思想に沿って、様々な哲学者や思想家を引き合いに出しながら著者独自の技術論を述べています。著者はアカデミックの世界で生きる方ですが、内容もややアカデミック寄りかもしれません。 また、あとがきでも触れられていますが、本自体はかなりの分厚さです。個人的にはもう少し内容を削れたのでは?と思います。(特にエマニュエル・トッドの箇所など) 2023/07/09

Shun'ichiro AKIKUSA

4
400頁ぐらいからの鹿島先生の文学者としての生存戦略が業界関係者には大変おもしろい。2025/04/29

ケー

4
読書会課題本。550頁超の分厚い本で読み通すのが大変だったけれど、読めてとてもよかった。 日常的に考えることの筋トレとしての本としての読み方に気づけた。読書会自体も思考の技術を磨くひとつの方法だよね。2023/06/08

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