内容説明
戦争の日常化・世界化の只中にあって思考のアゴーン・アゴーンの思考はいかにして可能か。「闘争」をめぐる現代的言説の系譜とその変容を辿りつつ、未聞の現実の核心を指し示す気鋭の論集。
目次
第1部 抑止の始まりと終わり(保証の転位―国家的抑止の成立;包囲完了一日前―抑止のリミット)
第2部 防御の唯物論とテロルの観念論(毛沢東の戦争論;抑止に対峙するクラウゼヴィッツ;薔薇を象嵌するゲリラたち;超民主主義下のテロリズム;見えない恐怖)
補論 「闘争」を考える(ハイデガーを食べるニーチェ;ポレモスのWas Sein)
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- 和書
- 英語にまつわるエトセトラ
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- 和書
- 約束 - 最愛の犬たちへ