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内容説明
日本のエロティック・アート、「春画」のユーモアと人間味あふれる世界を紹介。今回が初公開となる作品を多く収載し、オールカラーの図版140点で、春画の世界の魅力を解読している。
目次
日本の性を描く1600~1900年
春画の特色
さまざまな色模様―注文制作絵画から大衆向け版画まで1600‐1750年
枕の詩―18世紀後半の春画の傑作
ドラマの高み―19世紀春画のエロティックな冒険
著者等紹介
バックランド,ロジーナ[バックランド,ロジーナ][Buckland,Rosina]
スコットランド国立博物館学芸員(日本美術担当)。専門は江戸後期から明治初期にかけての絵画および版画
矢野明子[ヤノアキコ]
ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院(SOAS)研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ケイ
120
浮世絵画家達の春画家としての経歴がわかりやすく説明されている。絵がカラーで大きいのがいい。歌麿の絵が自分の好みだと再確認。構図ががちゃがちゃしていておらず、着物の柄がキレイ。男の裸の筋肉をわずかな線で、背中やお尻やふくらはぎなどを簡潔に描き切っている。「歌まくら」「ねがひの糸口」などタイトルも艶やか。なんといっても、検閲の対象にもなりそうにない「歌まくら」の中の、『蛤に…秋の夕暮れ』の歌をかいた扇子を男が持つ春画は何度見ても目が離せない。当時は斬新すぎてうけなかったとか。北斎はなんといってもタコ。2016/02/20
★YUKA★
31
葛飾北斎も春画を描いていたなんて、知りませんでした(・ω・)2015/09/20