出版社内容情報
五木寛之、松本清張、向田邦子など、昭和を代表する文芸作品の挿絵や装画を手がけた人気画家、風間完の生涯の仕事を、画家の長子であり、フランス文学研究者である著者がひもとく。
目次
第1章 戦禍で過ごした青春―絵描きと戦争
第2章 パリ暮らし―野見山暁治さんや金山康喜さんとの日々
第3章 八丁堀で生まれた―「水の町」と「江戸っ子」と
第4章 「都落ち」して教師になる―東北の町での「出会い」
第5章 背中を押してくれた吉行淳之介さん―完さんの「友だち」その1
第6章 阿吽の呼吸、山口瞳さん―完さんの「友だち」その2
第7章 向田邦子さん―遅すぎた片思い
著者等紹介
風間研[カザマケン]
法政大学名誉教授。昭和21年、東京に生まれる。昭和49年、立教大学大学院修了。フランス文学・演劇専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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