出版社内容情報
作る、集める、飾る――画家である著者が長年楽しんできたうつわや布、アジアの手工芸品、メキシコのフォークアート、おもちゃ、切手、カルタ、マッチなどを紹介し、雑貨のある生活を語る
内容説明
初公開!谷川晃一雑貨コレクション。
目次
うつわ かご ガラス ガーデニング用品 タイル
おもちゃ 人形 仮面 神さま
絵など
伊豆高原アートフェスティバル
カルタ 切手 マッチ箱 ラベル
布いろいろ
著者等紹介
谷川晃一[タニカワコウイチ]
画家、絵本作家、美術評論家。1938年東京生まれ。独学で制作をはじめ、読売アンデパンダン展で作家デビュー。同時に精力的に評論活動を展開。88年に伊豆高原に移住。「陽光礼讃」をテーマに創作を行なう。93年、伊豆高原アートフェスティバル創立
川田奎也[カワダケイヤ]
写真家。1944年栃木市生まれ。建築インテリアから人物まで雑誌メディアを舞台に活躍。広告写真も多く撮影。2010年末に伊豆高原に移住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
11
雑貨ってなんだろうね。こういうのが部屋を圧迫すると思って、ネットの中にだけ、物があるかというとそうでもない。キンドルは充電しなくてはならない、紙の本はお風呂で読めない。なんか面倒だよね。何が面倒なんだろうね。アーレントの本は重くて、筋トレにしかならないし、運動はできないし、運動の効果はすぐにはこないし、お酒を飲めばそれで終わることができるのに、大変残念だ。2023/08/07
almondeyed
1
これは谷川晃一さんが1988年に出版した『がらくた桃源境』をヴィジュアル化したような本だ。装丁は同じく黄色だし。本書はムック本だが、雑貨というものの定義が分かりやすく解説されていて勉強になった。『なんでも鑑定団』で数千円程度の鑑定額がつく、いわゆる“ニセモノ”。これこそが雑貨なのだ。自分はそういう、気取らずに所有出来るものの方が好き。ものの価値は自分で発見した方がずっと楽しい。雑貨主義バンザイ!2014/03/23
せがわ
0
面白かった!!!単なる雑貨グラビア本では断じてない。前半では、雑貨というもの、雑貨を集めるという文化についてきちんと分析し、自分の生きた時代の体験も含めて語る、ごくごく真面目な本である。非常に勉強になったし、そしてもちろん楽しい。熟読する価値がある。2015/10/16
rachel
0
眺めているだけで楽しい。いつかギャラリーも覗いてみたい2014/06/23
すのーまん
0
生活雑貨、食器、台所用品などこまごましたものを愛でるのも集めるのも大好き!なので、この本のタイトルを見たときは小躍りしました♪ どれもこれもホントに素敵♡ お店の紙袋でさえ芸術品に見えます。しかし今更ながらスタバのロゴの意味を知りました(・∀・) ひとつ賢くなりました。ああ、伊豆高原アートフェスティバルに行きたい!2014/03/22