内容説明
ゆっくり行こう、木の温もりを求めて。桜咲く門司港駅から、吹雪の北海道増毛駅まで、日本列島を南から北へ100の木造駅舎を訪ねる。
目次
木の温もりを求めて 西日本(門司港駅;夜明駅;嘉例川駅;採銅所駅;えびの駅 ほか)
木の温もりを求めて 東日本(日光駅;上総鶴舞駅;外川駅;長瀞駅;西桐生駅 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
49
いいな、いきたいなと思った駅舎は、数が多すぎて感想をあげていられません。 全部を読み、写真を見ての感想は、無人化されたり、古くからの木造駅舎が美しく残されているのには、近隣住民、もと鉄道員さん達のボランティア活動の賜物でした。 駅舎の周りに花を植え、育て、綺麗に掃除をする。 感動ものです。 特に桜を植えた結果は見事でした。 大畑駅の改札越しの桜並木、能登鹿島駅のホーム沿いの桜並木。 わたらせ鐵道上神梅駅は、駅舎の外周に縁側のような廊下?椅子?があり、周囲には色とりどりの花が咲く花壇。 素晴らしいです。 2015/07/14
ぽんくまそ
8
人がいてもいなくても、人が何らかのまごころこめて作った建物にいるささやかな幸せ。日常と非日常の場。(話はとぶが、客を人間ではなく金を落とす荷物としか見ていない阪急経営陣に、この本を見せても無駄だろうな。小林一三の遺産を食いつぶしているだけだからな。よくも教会のチャペルみたいだった千里山駅舎を無粋な駅ビルにしてくれたな。阪急ホテルでメニュー偽造があって居直ったとき、さもありなんと思ったよ。)2015/07/22
GEN
3
ボケーっと眺めていても楽しい種類の本です。ああ、この駅に行きたいなあ、でもずいぶん遠いしなあ。こっちはほどほどの遠さなんでちょうどいいぞ。しかし、地元路線の駅もあるけどそれはわざわざ行く気しないな。あまりに近いのはお出かけ感ないからなあ…。そんな適当な感じでパラパラ眺めるのが楽しい本です。ちょうどいい季節だし、近江鉄道の駅あたりに行きたくなってきました。「秋色の汽車に乗って~駅に連れて行ってよ~♪」。なんかいろいろとおかしいような気もしますが。2013/10/02
食パン
1
味わい深い。九州と北海道に行きたいな。2019/05/09
町蔵
1
旅情そそる一冊。カラー写真、テキスト共にバランスいいと思う。2014/09/14
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- 和書
- 分子細胞生物学 〈下〉