目次
1 幾何学的な文様(石畳;麻の葉 ほか)
2 植物の文様(松竹梅;松 ほか)
3 動物の文様(鳳凰;龍 ほか)
4 天象・山水の文様(太陽;月 ほか)
5 器物の文様(車;団扇 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
浅葱@
30
図書館で文様の別な本を探していたらこれがあったので、まぁいいかぁと借りてきちゃいました。モダンなデザインだと思います。お洒落と知識がたっぷり。時代物で着物の柄や家紋など出てくると具体的にイメージが膨らむのも良いところ。『雪華図説』の雪の結晶や、青海波、唐草などの有名どころ。月に雲、花筏、栗のお洒落なこと。やっぱり日本文化っていいわぁ。の一冊でした。2013/10/13
seraphim
17
図書室の本。最近、風呂敷や手ぬぐいに興味を持ち、文様が知りたくなったので読んでみた。カラー写真で、着物や漆器など、どのように文様が使われていたのかも紹介されている。雪の文様まであるのは知らなかった。写真で紹介されていた伊勢型紙には、私好みのデザインが多かったので、欲しくなってしまった。なかなか、読み応えのある一冊だった。2012/09/25
m
9
どれも綺麗で可愛い。日本の文化って素敵だなぁ。こういうのを見ると日本人に生まれて良かったと思う。青海波の花瓶の色合いといい描かれている貝殻といい、全てが好み。豪華絢爛な打掛も一度は着てみたい。美しい文様の数々が目の保養に最適。2015/09/04
しまこ
6
写真と文章の情報量が、さらっと眺めるのにちょうどよい。美術品に描かれている文様の美しさ、由来など、大事なところはちゃんと押えられていて、入門編にピッタリだと思います。遊び心があって、デザインとして無駄がなく美しくて、日本の文様は素敵だなあ。2015/02/12
Marina
5
美しい…。ひたすら美しい…。ページを繰るたびに口から漏れるのはそれだけ。中でも古い着物が色といい柄といい美しさに目を見張る。その多くが国立歴史民俗博物館所蔵だと知り調べたら千葉だった。遠いなぁ…。全部展示してあるわけでもないだろうけど、行ってみたいなぁ。いつも漠然と全体を見ているだけの焼き物や浮世絵も、文様に注目して見たら面白いかもしれない。それでも私にその価値自体がわかることはないんだろうけどね。綺麗だなーでもいいじゃない(笑)(不思議だったのは水仙モチーフの花簪。なにゆえ紅茶ポット?ざ、斬新だね?)2018/06/16