目次
暮らしともの
生活とデザイン
庭をながめて暮らす
和洋折衷のデザイン
家具のデザイン
薪ストーブ
家事道具の楽しさ
書斎の居心地
老後の楽しみ ギター
神岡の鬼板
生活を詰めた鞄記録をファイルする手帳
集まってきた小物
愛らしい人形、泥人形
積み木の並べ替え
つつましいギャラリー
著者等紹介
柏木博[カシワギヒロシ]
デザイン評論家。武蔵野美術大学教授。近代デザイン史専攻。1946年神戸生まれ。武蔵野美術大学卒
平地勲[ヒラチイサオ]
写真家。1946年東京生まれ。グラビア雑誌を中心に都市風景からヌードまで、精力的に写真を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tera。
17
筆者拘りの品々が紹介されていて、贅沢で落ち着いた暮らしが垣間見られる一冊。心地好い物に囲まれて暮らす‥とても素敵で憧れる暮らしだと思う。けれど自分にとって何が心地好くて、何が心地好くないのかは、実際に失敗してみないと判らないのではないかと私は思っている。「とりあえず」物を買うことは、「とりあえず」の生活をすること−確かにそうかもしれない。それでも私は暮らしの中で、たくさん失敗しながら、それらをも楽しむ暮らしもまた好きなのだと感じている。2014/04/11
tama
4
図書館本 書架でたまたま 手に取ったときは写真集と思っていた。中身はまことに「玩物喪志」の方だった。喋らなきゃいいのに。「これは誰それの作品」というのをいちいち言うのは「どうだこんな凄いモノを持ってるぞー」という、モノの姿よりも「モノの経歴、氏育ち(さすがに値段には直接言及してないが遠回しに言ってるも同然)」、なにかに価値を裏付けられてないと安心できないクソコレクター。姿に惚れた、こういう場所に置いてみたい、というだけで十分だったのにねえ。2022/05/31
ささの葉
1
モノの選び方、つきあい方を教えてくれる。「とりあえず」選ぶことは、「とりあえず」の生活しか生まない。グサリとくる言葉だ。愛情込めて選ばれ、使われているモノたちは、元々の値段、ブランドの有無に関係なく、品がある。そして、風景に溶け込んでいる。それは、やはり選ぶ側の品性によるところだろう。2011/12/18
halfumi
1
「とりあえず」ものを買うことは、「とりあえず」の生活をすること、のくだりにどきり。写真を見ているだけでも楽しいが、著者の物に対する愛情こめた文章にも癒される。猫の風子さんも見たかったなあ。2011/11/19
ころにゃん
0
近代のデザインを研究してきた著者の、心地よいデザインに囲まれた暮らしが写真にエッセイのような説明がついている。落ち着いた文体と丁寧な写真で、読んでも眺めてもいい。自分で手にしたものには、自分の記憶や家族の記憶が宿り、物の扱い方に人柄が反映される。自分で選んだものに囲まれて暮らしている。近代デザインで誰もが高く評価する日用品や家具は、その時代にあって革新的であると同時に、機能と形態のバランス、素材の合理的な扱い、使い勝手が考慮され、美的調和がとれているものが多い。2014/08/19




