パンソロジー―パンをめぐるはなし

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パンソロジー―パンをめぐるはなし

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582632200
  • NDC分類 588.32
  • Cコード C0095

出版社内容情報

パンを食べるだけでは飽き足りない重度の愛好家に送る、パンの新しい魅力に触れることのできるアンソロジー。

◆目次
◎はじめに
◎言葉でできたパン
 ウニに添えられたパン(西川治)
 花のサンドイッチ(草野心平)
 コブラサンド(椎名誠)
 三日月パン(林芙美子)
 桃サンド(川上弘美)
 菓子パン数個(正岡子規)
 トースト(茂出木心護)
 脊椎を持ったパン(ミシェル・トゥルニエ)
 パンの耳(東海林さだお)
 バタつきパン(ルイス・キャロル)
 砂糖をつけたパン(夏目漱石)
 じゃがいものサラダ(吉田篤弘)
 ドーナツの穴(片岡義男)
 キューカンバー・サンドウィッチ(伊丹十三)
 食パン(尾辻克彦)
 全粒エンマー小麦のブリオッシュ(ダン・バーバー)
◎穴だらけのパンの歴史
 古代エジプトのパン(ウィリアム・シットウェル)
 あぶり焼きパン(アテナイオス)
 日本のパンのはじめ(安達巌)
 キリスト教の聖餐のパン(田川建三 訳著)
 修道士のパン、召使いのパン、施し物のパン(ブリジット・アン・ヘニッシュ)
 蒸気機関なにするものぞ(ウディ・アレン)
 直焼きパンと型焼きパン(パンの明治百年史刊行会)
 袋入りのスライスブレッド(東理夫)
◎パン屋という仕事
 パン屋のしろちゃん(沢村貞子)
 ダリの食べたパン(リオネル・ポワラーヌ)
 カントリーブレッド(マイケル・ポーラン)
◎パンをめぐる戦い
 フランスパンによる完全犯罪(玉村豊男)
 パンと不文律(江國香織)
 コムギに関してのタブー(ジェシカ・クーパー)
 黒パン帝国(胡桃沢耕史)
 かたやきパン(石井桃子 編訳)
 商品テスト「焼いた食パン4万3千88枚」(暮しの手帖編集部)
 聖パンと拳銃と(辺見庸)
◎絵本の中のパン
 おだんごぱん(瀬田貞二、脇田和)
 ジャイアント・ジャム・サンド(ジョン・ヴァーノン・ロード、安西徹雄)
 ジャムつきパン(ラッセル・ホーバン、リリアン・ホーバン、松岡享子)
 パンのかけら(内田莉莎子、堀内誠一)
◎編者の解説


池田 浩明[イケダ ヒロアキ]
編集

内容説明

こんなパンがあったのか!パンラボ池田浩明が誘う古今東西の名作・名言!!私たちの知らないパンの美味しさ、パンの食べ方、パンの魅力に触れることができる、珠玉のエッセイを収録。編者による解説つき。

目次

言葉でできたパン(ウニに添えられたパン―西川治『世界ぶらり安うま紀行 もっとも安い食べ物が、もっともうまい』;花のサンドイッチ―草野心平『口福無限』 ほか)
穴だらけのパンの歴史(古代エジプトのパン―ウィリアム・シットウェル『食の歴史 100のレシピをめぐる人々の物語』;あぶり焼きパン―アテナイオス『食卓の賢人たち』 ほか)
パン屋という仕事(パン屋のしろちゃん―沢村貞子『私の浅草』;ダリの食べたパン―リオネル・ポワラーヌ『ようこそパンの世界』 ほか)
パンをめぐる戦い(フランスパンによる完全犯罪―玉村豊男『食客旅行』;パンと不文律―江國香織『やわらかなレタス』 ほか)
絵本の中のパン(おだんごぱん―瀬田貞二訳、脇田和絵『おだんごぱん』;ジャイアント・ジャム・サンド―ジョン・ヴァーノン・ロード文・絵、安西徹雄訳『ジャイアント・ジャム・サンド』 ほか)

著者等紹介

池田浩明[イケダヒロアキ]
1970年生まれ。パンの研究所「パンラボ」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

野のこ

60
パンのアンソロジー。バリエーション豊かな作家さんのエッセイや小説、歴史、絵本など。驚き、好奇心、食べてみたいもの、後退りしたくなるお話。文章の最後に作家名とタイトルが記載されてたけど、始めの一文で吉田篤弘さんはすぐに分かった(笑)やっぱり彼のサンドイッチは美味しそうでした。あと林芙美子さんのピーナッツバタとトマトのサンドが気になった。味の想像ができない。[言葉でできたパン]の章が楽しかったです。2020/03/12

ぶんこ

54
パン好きとして楽しみにしていた本でしたが、自分の好きさ加減を思い知らされました。パンに関するあらゆる要素を取り込んだ本で、歴史から宗教まで網羅されていて満腹。興味の持てない話題は飛ばし読みして、西川さんのウニたくさんのパンや、吉田さんのじゃがいものサラダサンドイッチ、沢村さんのしろちゃんの話、江國さんのフランスパンが面白かったです。暮らしの手帖社の商品テストで焼いた食パン43、088枚の写真はインパクト大でした。2019/04/25

コジ

28
★★★★☆ 「言葉のパン」を集めたアンソロジー。編者自身パンについて何冊もの著作を出しているだけあって、マニアックな知識や、読んだら間違いなくパンを食べたくなる一説など、パン好きにはたまらない内容。エッセイ、新書、小説や絵本からの抜粋など、ジャンルも様々で単調にならず、飽きずに読み続けることができる。冒頭で推奨している「気になったタイトルを見繕って好きな順序で読む」スタイルは、まるでトレイとトングを持ってワクワクしながらパン選んでいるような気持ちになる。まさに「読むパン屋」な一冊。2017/10/15

猫カヌレ

25
パンにまつわる物語を集めた作品集。近代文学から現代文学まで様々な作品が取り上げられてます。文学におけるパンの歴史をなんとなく感じられます。なので近代文学作品の方が面白かったかも。この本を読んでいるとパンが食べたくなります。2020/04/21

くさてる

25
パンに関するエッセイ、小説、ノンフィクションを集めたアンソロジー。絵本の紹介もあって楽しい。身近な食べ物だけに、読んでいて面白く、粒ぞろいだった。2018/07/01

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