出版社内容情報
才能あるクリエイターを?ぎ、日本のクリエイティブを草創期からつくり続けてきた小池一子。「無印良品」など、その多彩な仕事と歩みを豊富なビジュアルとともに通覧する一冊。
内容説明
小池一子全仕事!コピーライターとして堀内誠一や田中一光と数々の仕事をこなし、三宅一生とともに手掛けた「現代衣服の源流展」をきっかけに、インディペンデント・キュレーターの先駆けとしての活動をスタートした1970年代。1983年には日本初のオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」を開設、杉本博司、森村泰昌、大竹伸朗、内藤礼らの才能を開花させ、進行形の現代美術を発信し続けた。1979年の立ち上げから携わる「無印良品」では現在もその中核を担い、2021年には東京ビエンナーレの総合ディレクターを務める―。時代とともに在り続ける小池一子の仕事は、日本のクリエイティブの歴史でもある。
目次
1 2016年 すべては現場にはじまる
2 1975年 現代衣服の源流へ
3 1983年 佐賀町エキジビット・スペース
4 1936~59年 戦争と自由のはざまで
5 1959~80年代 ひとりで歩きだす
6 1979年~ 自然は、印し無しで生まれた
7 2020年 美術/中間子
著者等紹介
小池一子[コイケカズコ]
1936年、東京都生まれ。クリエイティブ・ディレクター、佐賀町アーカイブ主宰。武蔵野美術大学名誉教授。1980年の「無印良品」の創設に携わり、以来アドバイザリー・ボードを務める。多数の展覧会の企画、ディレクションを手掛ける。1983年にオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」を創設・主宰し、多くの現代美術家を国内外に紹介(~2000年)。2019年文化庁メディア芸術祭功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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