内容説明
暗闇に眼がなれるとはどういうことか、どのようにして文章を読みとっているか、色が見えるのはなぜなのかなど、日ごろ何気なく見過している日常体験を通して、視覚系の情報処理のすばらしさを語る。
目次
第1章 中心重点主義の網膜
第2章 動く眼―眼球運動
第3章 どこまで読みとっているか―有効視野
第4章 二重構造の網膜―錐体と桿体
第5章 色の性質
第6章 色の見え方
第7章 色を見る眼
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がっち
2
生物の教科書を思い出したw我々人間にとって眼は必要なものであろう、そしてそれと同時になんて役にたつもので、不思議なものであろうか。その眼について色、光、構造など大学レベルの知識がここには述べてある。もし生物を履修していたなら読みやすいだろう、そうじゃない人も眼の構造が分かるいい本である。C2010/11/20
がくた
0
眼の精巧な仕組みがよくわかる2013/02/08
結きち
0
わかりやすいところから入ってくれているので読み物として楽しいです。 蟹のめって蜘蛛と同じだったんだ。勉強になりました。2012/02/01