出版社内容情報
設計・教育・研究に活躍する女性建築家の最新著作。コンセプトは「アジアの集合住宅の過去と現在そして未来」。ソウル、台北、シンガポールなど主要国首都の状況をレポートする。
内容説明
アジアの7都市のコモンズを空間としくみから読み解く。CIAM(近代建築国際会議)主導のモダンハウジングにネイティブが挑む集住の葛藤を探る。
目次
1 アジアの7都市の都市住居とコモンズ―共用空間を資源化する試み(ソウル;台北;北京 ほか)
2 コモンズを巡る対話(コモンズというレイヤーの所在;コモンズの基盤と課題を探る;コモンズと生きるプロジェクトへ ほか)
3 コモンスペースからコモンズへ―コモンズを育むアクティビティをデザインする(建築と住みこなしの互恵関係;コモンズを形づくる4つの空間要素;コモンズを計画するためのデザインパターン)
著者等紹介
篠原聡子[シノハラサトコ]
1958年千葉県生まれ。日本女子大学大学院修了後、香山アトリエを経て、空間研究所主宰。1997年から日本女子大学で教鞭を執り、現在、日本女子大学家政学部住居学科教授、同大学学長。主な作品は、RIGATO F(1998、東京建築士会住宅建築賞2000)、大阪府営泉大津なぎさ住宅(1999)、ヌーヴェル赤羽台3、4号棟(B1街区)(2010、グッドデザイン賞2012)、竹内医院(2010、千葉県建築文化賞2011)、日本女子大学附属豊明幼稚園(2011)、SHARE yaraicho(2012、住まいの環境デザイン・アワード環境デザイン最優秀賞2013、日本建築学会賞“作品”2014)、SHARE tenjincho(2021)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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