住まい学エッセンス<br> トリンキュロ―思考としての家具

個数:
電子版価格
¥3,762
  • 電子版あり

住まい学エッセンス
トリンキュロ―思考としての家具

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年09月06日 10時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582543674
  • NDC分類 758
  • Cコード C0072

出版社内容情報

「イスを扱うことは見えない床・壁・天井を扱うこと」。「人の行動や身振りと物の結びつきを透かし見ること」――「空間派」倉俣史朗に対するに「形態派」の雄。箱から台へ、板から布の皮膜へ。篠原一男のもとで建築を学び、野武士世代の建築家との協働のなかで「批評的」名作を創造した家具デザイナーの軌跡。唯一無二の遺稿集。解説・伊東豊雄。

【目次】

家族ゲーム、文化ゲーム 文化の錯綜体としての家具  聞き手・多木浩二  


家具のためのメモ 1
家具のためのメモ 2
家具のためのメモ 3
家具のためのメモ 4


椅子にみる意志の表現形式をさぐって
椅子のあらわれ方・身振り
椅子のあらわれ方についてのメモ
椅子像とその形式の探索


批評としての安物家具
板がつくる複合性 家具の記憶と現在
たがいに排除しあうような関係の家具 「笠間の家」
家具のマスカレード
XフォールドとXシェイプ
身の置き方・家具・感応の変質
三つの家具のグループのためのメモ 「モビリエ」誌に寄せて  


臨界の皮膜家具
身体感覚の揺らぎ
家具・6+1・キラ・キラ

作品・テキストほかリスト  
家具を彷徨った人  多木浩二  
追記  伊東豊雄/ 坂本一成/ 白澤宏規/ 多木浩二

解説 「家具とはなんだろう」と生涯考えつづけた人 大橋晃朗の家具  伊東豊雄


【著者略歴】
大橋晃朗(おおはし・てるあき) 1938年愛知県生まれ。家具デザイナー。1962年、桑沢デザイン研究所卒業。1962-69年、東京工業大学工学部文部技官(篠原研究室)。1970年、東京造形大学専任講師。1972年、アトリエ設立。1984年、東京造形大学大学教授。篠原一男のもとで建築を学び「木地箱」「車箱」などの箱物家具を中心に活動を始め、「代田の家」(建築設計・坂本一成1976)のために設計した「椅子または台のようなイス」から家具デザインに専念。1979年より家具の社会性を考慮した「ボードファニチュア」を制作。「シルバーハット」(建築設計・伊東豊雄1984)の家具として製作した「フロッグチェア」を経て「ハンナンチェア」(1985)以降色あざやかな皮膜家具シリーズを発表。1992年逝去。「カフェチェア」ほか八代市立博物館(建築設計・伊東豊雄1990)のための家具が遺作となった。著書『トリンキュロ――思考としての家具』(住まいの図書館出版局1993/ 本書)、作品集『Touchstone――大橋晃朗の家具』(TOTO出版2006)ほか。

内容説明

「イスを扱うことは見えない床・壁・天井を扱うこと」―「空間派」倉俣史朗に対するに「形態派」の雄。箱から台、板から布の皮膜へ。篠原一男のもとで建築を学び、野武士世代の建築家との協働のなかで「批評的」名作家具を創造したデザイナーの軌跡。

目次

1(家族ゲーム、文化ゲーム 聞き手・多木浩二 文化の錯綜体としての家具)
2(家具のためのメモ)
3(椅子にみる意志の表現形式をさぐって;椅子のあらわれ方・身振り ほか)
4(批評としての安物家具;板がつくる複合性 家具の記憶と現在 ほか)
5(臨界の皮膜家具;身体感覚の揺らぎ ほか)

著者等紹介

大橋晃朗[オオハシテルアキ]
1938年愛知県生まれ。家具デザイナー。1962年、桑沢デザイン研究所卒業。1962‐69年、東京工業大学工学部文部技官(篠原研究室)。1970年、東京造形大学専任講師。1972年、アトリエ設立。1984年、東京造形大学大学教授。篠原一男のもとで建築を学び「木地箱」「車箱」などの箱物家具を中心に活動を始め、「代田の家」(建築設計・坂本一成1976)のために設計した「椅子または台のようなイス」から家具デザインに専念。1979年より家具の社会性を考慮した「ボードファニチュア」を制作。色あざやかな皮膜家具シリーズを発表。1992年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
家具は単なる道具ではなく、思考の装置である 家具は文化の錯綜体である 家具は生の意志の表現装置となる 家具は単なるモノではなく、関係性そのものである 椅子は身振りの結晶体である 家具は身体が空間に織り込まれるような感覚を生み出す 家具は記号であり、身振りであり、文化批評である 家具のデザインとは、問いを立てる行為である 家具は空間の中の身振りの切片として現れる 家具は人間の感覚・文化的記憶・身体性・夢想・批評性などが交差する場所である 家具は身体感覚を「やりなおし」につなげる可能性を持つ2025/04/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22430217
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品