出版社内容情報
現地で直接採集した世界各地のどんぐり132種類を実物大のボタニカルアート(細密画)で紹介する図鑑。葉、樹形、樹皮、芽生え、花などの絵も秀逸。
内容説明
約1000点の細密な植物画で紹介する画期的な図鑑。世界の森から、132種のどんぐりが大集合!アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカの代表的な種類を網羅。
目次
アジアのどんぐり(ブナ属;カクミガシ属 ほか)
ヨーロッパ・アフリカのどんぐり(ブナ属;コナラ属 ほか)
アメリカのどんぐり(ブナ属;コロンボバラヌス属 ほか)
ナンキョクブナ科ナンキョクブナ属(カニンガミイ;グンニイ ほか)
著者等紹介
徳永桂子[トクナガケイコ]
イラストレーター。1947年生まれ。子ども向けの本のイラストレーターからスタートし、1994年頃からどんぐりの絵を描き始め、現在、世界各地に出かけ、世界のどんぐりの絵を描いている。2001年、英国王立園芸協会(RHS)ボタニカルアート部門金賞受賞。2014年には“どんぐりの世界展”(千葉県立中央博物館)、“どんぐりとマツボックリ展”(宮崎県総合博物館)に絵画作品を出品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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きのたん
2
すばらしい絵だった。これは買って家に置きたい。最大のドングリは手のひらに乗る大きさ。原種っぽいものも載っているので、どんぐりがどのように進化していったかわかる気がする。どうも最初は包まれていたがだんだん出てきたようだ。絵の葉っぱが、どれもビワの葉に似ているのだが、実際もビワっぽいのかな。バベの木(ウバメガシ)の葉は、あぁ!確かにこうだと感心する。オークや柏のベロベロした葉は見ると大興奮なのだがなんでだろう。太古の記憶に違いない。2022/02/21
kaz
1
どんぐりの仲間のイラスト主体でよくこれだけの本になったなというのが正直な印象。こうやって眺めるといろいろな形があるものだと思う。図書館の内容紹介は『広い意味でのどんぐりを作る種類である、世界に見られるブナ科の植物132種(亜種、変種、雑種を含む)と、近縁のナンキョクブナ科の植物5種を収録した図鑑。実際に観察して描いた、ほぼ原寸大の植物画を掲載する』。 2021/04/28