内容説明
山で一泊、してみませんか?料理自慢、温泉自慢、野生動物に会える小屋…。山を愛する二人の女性が選んだ、とっておきの山小屋たち。
目次
八ヶ岳
奥多摩・奥秩父
北アルプス
北関東
丹沢・高尾
山小屋のデータ
著者等紹介
小林百合子[コバヤシユリコ]
編集者。1980年兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、アラスカ大学フェアバンクス校で野生動物学を学ぶ。出版社勤務を経てフリーランスに。山岳・自然をテーマに雑誌や書籍の編集を手がける。2010年に女性向け登山雑誌『H¨utte』(山と溪谷社)を立ち上げ、女性らしい視点で登山や自然の楽しみ方を提案している
野川かさね[ノガワカサネ]
写真家。1977年神奈川県生まれ。国際基督教大学卒業、日本大学大学院芸術学研究科修了。2005年、アーティスト・イン・レジデンスでCESTA(チェコ、Tabor)に滞在。山や自然の写真を中心に発表を続ける。自然・アウトドアをテーマにした出版・イベントユニット「noyama」やクリエイティブユニット「kvina」としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ann
43
一人ではなかなか行けない山小屋泊まり。写真みて満足します。でも麓まででいいから行きたいなー。数年前から行ってみたいのは尾瀬。たぶん無理でしょう。2020/09/21
goro@the_booby
42
ここに登場する山小屋はどれもこれも行ってみたいと思わせる場所。いいなぁ~行きたいわ~。いつかは燕山荘だわ(^.^)2017/02/19
Maki
27
岩登りが趣味の友人がいる。彼女から先日葉書が届いた。わたしもちょうど葉書が届く数日前に、この本と福岡天狼院書店で出会い、友人に送ろうと購入したところだった。なんだか想い思われでこころがぷくりと朗らかになった。わたしは山も岩も登らないがこの本を読むと彼女が山や岩に魅せられた理由がよくわかる。美しい景色とあたたかい人々との交流。自然の放つ生命力。著者の小林百合子さんの文章がとてもいい。他のも読んでみたくなった。葉書の最後には「ゆっくりでいいから止まらず歩き続ける」彼女らしい言葉が書かれていた。2020/09/28
なにょう
22
良い文章に素敵なお写真を眺めているだけでシアワセ。山小屋にも色々ある。茶店、旅館みたいなのから、星に詳しい主人、コーヒーを丁寧に入れる主人、イケメン主人。関東近郊の山小屋17軒を紹介したもの。★私なんかは部屋の中で本読んでたらシアワセだけど、たまにはパーっとどっかに出かけたいものだ。数少ない温泉付き宿に行ってみたい。★何と言っても、御飯が美味しそう。クリスマスのチキンのご馳走。ぜんざい。天ぷら。★写真のことはよくわからないけど、この本の写真はいい。2017/01/12
みんく
21
山の楽しみはピークハントだけじゃないんだよと、教えてくれる本。そして、山と本の相性もいい。野川かさねさんの写真と、この本の紙の相性も、なんかいい。夜の山小屋の窓越しに、外から中をのぞくような写真。反対に、窓の外から、小屋の中へ光が差し込むような写真。どちらも素敵。シウマイも、かまどご飯も、北穂盛りと生姜焼きも、どれもおいしそー。ヘリで空輸してる以外は、ぼっかさんが担いで運んでるのよね。ありがとう。コロナ禍で、山小屋はどこも大変と聞きます。登山口の駐車場を有料にするなどして、山に還元できないものかしら。2022/08/27
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