出版社内容情報
南米大陸最南端のホーン岬を回って、チリの大地震を経験したダーウィンはいよいよガラパゴス諸島へ。ここでのちの進化論に結実する貴重な観察をする。その実際をわかりやすい新訳で。
内容説明
アンデス山中とチリの大地震を経て、いよいよガラパゴス諸島へ。若き日のダーウィンの体験が、生き生きとよみがえる新訳完結!
目次
第12章 中央チリ
第13章 チロエおよびチョノス群島
第14章 チロエ島とコンセプシオン、大地震
第15章 コルディエラの峠道
第16章 北部チリとペルー
第17章 ガラパゴス諸島
第18章 タヒチとニュージーランド
第19章 オーストラリア
第20章 キーリング島―サンゴ礁の形成
第21章 モーリシャス島からイングランドへ
著者等紹介
ダーウィン,チャールズ・R.[ダーウィン,チャールズR.] [Darwin,Charles Robert]
1809‐82。イギリスの博物学者。自然淘汰による進化論を提唱。著名な思想家E.ダーウィンを祖父とし、母方は陶器製造で有名なウェッジウッド家。幼少年期より博物学に興味をもつ。エジンバラ大学医学部を中途退学し、ケンブリッジ大学神学部に学ぶ。卒業後、22歳で海軍の測量観測船ビーグル号に無給の博物学者として乗船(1831‐36)、南半球各地の地質、動植物を観察して自然淘汰が進化の要因であることを確信する
荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年東京生まれ。博物学研究家、作家、翻訳家。慶應義塾大学法学部卒業後、日魯漁業(現マルハニチロHD)コンピュータ室勤務を経て、翻訳家・作家として活躍。幻想文学、図像学、博物学、産業考古学、妖怪学など幅広い分野で著作活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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