目次
イヌワシ―地図の上の方程式
ノスリ―ひと里の林を探索
オオタカ―鷹が好む山の条件
ハイタカ―カラマツ林の風を切る飛翔
ツミ―身近に発見した幻の鷹
クマタカ―狩りの名手、鼻汁の謎
チョウゲンボウ―崖地の巣穴に育つ愛嬌もの
ハチクマ―蜂の子を好物とする鷹
チュウヒ―北国の湿原に舞う精悍な鷹
チゴハヤブサ―霧の草原、優美な空中猟
サシバ―渡りの島、無言の島民
カンムリワシ―南の島に生きぬく猛禽
トビ―掃除屋さんもする猛禽
ハヤブサ―断崖に生きる名ハンター
ミサゴ―海中の魚をねらう狩り
オジロワシ―巨大な翼をうつ海鷹
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gachin
1
何気なく手に取ったが、震えるほどの名著だった。撮影者の確固たる姿勢を感じる。往年の山屋のような観察眼・理詰め・忍耐が通底しており、これは(他の動物のではなく)猛禽観察者のそれ以外の何物でもない。鷲鷹の生活は巣を中心にしてるだけあって、雛の写真が多くて素晴らしい。2023/12/23
