内容説明
もうひとつの人智学。臨床知と詩的直観の深みから立ち現れる驚くべきヴィジョン。ゲーテ=シュタイナー形態学の思想的地平を一挙に拡大する待望の著作選集。本邦初紹介。
目次
1 着衣の天使―星の王子さまを探して(現代医学の諸問題;道徳と死すべき定め ほか)
2 ドラッグ―それは人間進化に危険なのか(LSD体験の描写;東洋のドラッグ―ケシ ほか)
3 骨格の秘密―変態の実相(形態の多様化;植物界、動物界、人間界における変態 ほか)
4 金属は生きている―人と金属の秘められた関係(人と金属;金属の内的存在を求めて ほか)
著者等紹介
メース,L.F.C.[Mees,Leendert Frederik Carel]
1902年、アムステルダム生まれ。アムステルダム大学では胎児化説の提唱者L.ボルクに師事。1930年以来、自由ヴァルドルフ学校(シュタイナー学校)の校医兼教師。69年以降、世界各地で芸術療法の実践と講演活動に従事。90年没
佐藤公俊[サトウキミトシ]
1953年、徳島県生。東京外国語大学卒。ゲーテ=シュタイナー研究。バイオダイナミック農業機関誌『天と地の間で』編集主幹。『ユリイカ』ほか寄稿多数
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