モビリティと人の未来―自動運転は人を幸せにするか

「モビリティと人の未来」編集部【編】

平凡社（2019/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 237p／高さ 21cm
• 商品コード 9784582532265
• NDC分類 537
• Cコード C0053

出版社内容情報

自動運転の実用化が私たちの生活に与える影響は、自動車そのものの登場をはるかに超える規模になる。いったい何が起こるのか、各界の専門家が領域を超えて予測する。

内容説明

グローバルに進む「モビリティ」革命。生活、都市、産業に与えるインパクトとは？

目次

第１部　自動運転の論点（自動運転は人を幸せにするか；安全と安心の狭間で；「自動運転時代」と日本の戦略；つながるクルマと自動運転が社会イノベーションをもたらす；空の世界に学ぶ、自動運転をとりまくシステム　ほか）
第２部　モビリティと産業の変化（自動運転・シェアリングエコノミーと地域公共交通；本当に必要な高齢ドライバー対策は何か；高齢者や障がい者の生活を変えるパーソナルモビリティ；ＩＣＴで運輸の人手不足を解消する；農業の自動化で人手不足は解消されるか　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[YUJIRO]

自動運転の社会的インパクトを、自動車業界だけでなく、運送、建築、ゲーム業界など幅広い分野から検討する。今後のモビリティに求められるのは、過疎地域での持続可能な交通の確保、事故や環境負荷の削減、運輸などの人手不足への対応。

2019/03/20

[na]

ガラケーとスマホに大きな隔たりがあるように、今の自動車と未来のクルマにも、ただの移動手段と知能を持つ1つのロボットみたいな差があるかもしれない。政府が支えながら、1歩ずつ研究を進めるしかない。

2020/09/23

[orange21]

結構面白かったですね。航空関連の人の話とか。結構自動運転関連の記事というのは見るけど、未だに価値がある気がします。

2024/08/07

[ringwood4401]

自動運転に関する多様な論点を、各分野の専門家、実務者がそれぞれに語るスタイルの一冊。統一的な結論が示されるのではなく、未来に向けて、考えなければいけないことをあれこれと提示してくれる良書。もちろん技術や社会環境は日進月歩なので、一部は既に旧聞に属する内容もあるが、自動運転の世界に足を踏み入れるビギナーや、専門分野の外側の論点も眺めておきたい実務者には良書としてお勧めしたい。

2023/05/01

[Enju35]

ざっくりうん。

2019/05/25