STANDARD BOOKS<br> 焼夷弾を浴びたシャボテン

個数:
電子版価格
¥1,232
  • 電子版あり

STANDARD BOOKS
焼夷弾を浴びたシャボテン

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年07月27日 09時01分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582531756
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

戦前、突如文壇から姿を消した小説家は、戦後、サボテンの栽培研究で知られるようになる。サボテンを通じて彼が示した「荒涼の美学」「寂寥の哲学」や独自の科学観を精選。

内容説明

さしあたり私は砂漠の幻想の旅行者である―突如文壇から姿を消した小説家のシャボテン偏愛。

目次

空想独楽
シャボテン―ここに自然の英知が集約されている
扉に―
ロマンチックな植物シャボテン
形態と生理
世界でいちばん美しい花を咲かせるシャボテン
火星に生えている植物シャボテン
原爆実験地に生き残るシャボテン
世界を征服したタバコ・梅毒・シャボテン―コロンブスのおみやげ
シャボテン狂の見る夢―フロイド先生にきいてみたい
世界で一番珍奇な植物『奇想天外』
焼夷弾を浴びたシャボテン
『文明』に関する一考察
科学とロマンティシズム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

isbm

0
★★★2024/03/28

たね

0
表題作の『焼夷弾を浴びたシャボテン』は戦争末期の東京の市井の人々の様子が淡々と描かれており、読み応えがあった。戦火に焼かれたことがきっかけで熱心にやっていた蒐集をやめたり、栽培・販売を諦めたりする様子は今のコロナ禍と重なるような気がする。私もライブにあまり行かなくなったし、今までと同じ熱量で好きなことに熱中できているとは言えない。非日常を経験すると戻ることは難しいと感じた。そんな戦火の中でもブレなかった作者が羨ましい。2022/04/25

kimrahimovic

0
戦火を逃れながらシャボテン(とそのコレクター)を気にする滑稽さ。サボテンは作家の一側面?2020/04/21

natsumi

0
小説家でありサボテンマニアの著者の随筆集。古い家の軒先や縁側にひしめくサボテンが原風景としてあって、限りなくそれに近い懐かしさを感じる世界観。戦争の真っ最中も敗戦後の焼け野原の中でもとにかくサボテンの心配ばかりしているので、実際にはだいぶ変な人に思われてただろうね…。でも、まあこういう人もいたほうが希望があると思えるような、不思議な明るさを備えた文章。ロマン。2021/01/25

夏みかん

0
専門家ではなくご自身もおっしゃってるようにマニアの視点で書かれた文章って感じで、まるで「マツコの知らない世界」に出てくるマニアな人たちの話を聞くように楽しく親しみやすく読めた。時々、とてもロマンティックな話が出てくるのも素敵だった。でも、タイトルになってる「焼夷弾を〜」は、今までに読んだ戦争体験談に比べると現実感が強くて、戦争の恐ろしさを身近に感じた。2020/05/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15091660
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品