出版社内容情報
昆虫をはじめ生き物の面白さを語らせたら右に出るものはいない著者が、1950年代から撮りためてきた秘蔵写真と観察記をまとめた。自然に肉迫する60年の観察人生はワンダーに満ちている。
内容説明
「多摩動物公園の昆虫園」や「ぐんま昆虫の森」など3つの昆虫園をつくり、NHKラジオ「子ども科学電話相談」の名回答者としても親しまれる著者が、とっておきの写真とともに綴る、誰も知らなかった自然観察記。動物学教育賞(日本動物学会)受賞記念。
目次
第1章 変わりゆく自然(四季 年年歳歳花相似;急激な都市化―都心から三〇キロの日野市の場合)
第2章 わたしが撮ったこの一枚(初めはモノクロから撮りだした;昆虫と共通の祖先をもつ仲間 ほか)
第3章 昆虫の世界を見つめて(オオムラサキの世界;樹液をめぐる闘いの隠れた演出家 ほか)
第4章 普及活動はわたしの使命(カメレオンの止まり木;日本初の生きた昆虫園をつくる ほか)
著者等紹介
矢島稔[ヤジマミノル]
1930年東京生まれ。東京学芸大学で昆虫学を学んだ後、1957年に豊島園昆虫館を、1961年に東京都立多摩動物公園の昆虫園を、2005年に群馬県立ぐんま昆虫の森を開設した。上野動物園水族館館長、多摩動物公園園長、東京動物園協会理事長を歴任。現在、ぐんま昆虫の森名誉園長、日本鳥類保護連盟会長。NHKラジオ「夏休み子ども科学電話相談」の名回答者としても活躍。長年にわたる啓蒙普及活動に対して、2013年、日本動物学会から動物学教育賞を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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