出版社内容情報
コロナ禍で注目された100年前のパンデミックの貴重な記録『流行性感冒』を明解な現代語に訳して、現在と未来の読者に贈る。東洋文庫版で省いた英米での詳細な調査報告も収録。
内容説明
話題の記録を明解な現代語訳で送る完全版!コロナ禍で注目された百年前のパンデミックの貴重な記録『流行性感冒』を明解な現代語に訳して、現在と未来の読者に送る。東洋文庫版で省いた英米での詳細な調査報告も収録。時代を超えて、過去の経験に学ぶ。
目次
第1章 海外諸国における過去の流行の概況
第2章 わが国における過去の流行の概況
第3章 海外諸国における今回の流行状況ならびに予防措置
第4章 わが国における今回の流行状況
第5章 わが国における予防ならびに救護と治療対策
第6章 流行性感冒の病原体、病理、症状、治療、予防
第7章 英国およびアメリカ合衆国における流行状況ならびに予防方法の概要(加藤防疫官帰国報告書)
第8章 わが国における流行性感冒に関する諸表
著者等紹介
西村秀一[ニシムラヒデカズ]
1955年山形県生まれ。山形大学医学部卒業。医学博士。1994年4月から米国National Research Councilのフェローとして、Centers for Disease Control and Prevention(CDC)のインフルエンザ部門で研究に従事。1996年12月に帰国後、国立感染症研究所ウイルス一部主任研究官を経て、国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルス疾患研究室長・ウイルスセンター長。専門は呼吸器系ウイルス感染症、特にインフルエンザ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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