出版社内容情報
日本の特別支援教育・特別支援学校の歴史をたどるとともに、私立ならではの、児童生徒一人ひとりに寄り添った「生涯教育」を実践する学校の紹介と具体事例を取り上げる。
内容説明
障がいのある子ども一人ひとりに適した教育をおこない、生涯を通して支える私立学校の特色・強みを知る。
目次
第1章 特別支援教育・障がい児教育・特別支援学校の歴史
第2章 私立特別支援学校の取り組み
第3章 三木安正の業績と旭出学園・教育研究所の設立(三木安正の生涯と業績;旭出学園の設立と発展;旭出学園教育研究所の設置と役割)
第4章 教育実践―旭出学園の実践
終章 将来への展望
著者等紹介
星登志雄[ホシトシオ]
1949年福島県生まれ。専修大学文学部人文学科卒業。1972年、旭出学園高等部所属の生産部で勤務を開始し、中学部主任、教頭職を経て、2006~10年には校長を務めた。現在は、大出学園支援学校若葉高等学園副校長、私立特別支援学校連合会事務局長を務める。旭出学園勤務時には、学校行事やカリキュラムの整備、卒業生の支援組織づくりのほか、後進の育成も担った。創設者・三木安正の教えを受け、旭出学園創設時からのエピソードややりとりを多数有する
田村初枝[タムラハツエ]
1954年栃木県生まれ。宇都宮大学教育学部卒業。東京学芸大学大学院修士課程修了。1981年、旭出学園養護学校小学部で教員としてのキャリアを開始し、中学部・高等部・専攻科での勤務を経て、2011~15年に校長を務めた。現在、旭出学園特任教諭。校長職にあった15年から、旭出学園ホームページでコラム「つねづね草―前校長(特任教諭)のひとり言」を月1回ペースで掲載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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