内容説明
17世紀の薬草採集旅行に端を発し、植物学、地質学、鳥類学、昆虫学を生み、進化論の確立を経て生態学に至る近代博物学の歴史を、それを支えた有名・無名のナチュラリストたちの悪戦苦闘の軌跡にたどる。
目次
第1章 組織のはじまり
第2章 ファッションとしての博物学
第3章 過去の驚異
第4章 ヴィクトリア時代
第5章 効率化の成果
第6章 周辺領域の開拓
第7章 凶器としての銃
第8章 野外クラブ
第9章 ダーウィニズムの幕開けと研究の分化
第10章 博物学の見直し
第11章 海洋の開拓
第12章 機動性の導入
第13章 気晴らしのための中断
第14章 最終的な結合