内容説明
本書は、飛鳥・藤原京にはじまる日本の古代都城の形成から、その最終に位置し、「都」としての完成を示す平安京までを歴史学、考古学、国文学それぞれの立場から、今日まで解明されてきた諸課題と新しい成果を縦横に論じたものである。
目次
第1部 古代王権の都(飛鳥京とその時代;あらわれた巨大都市―藤原京とその時代;万葉集にみる都と夷;平城京から平安京へ)
第2部 平安京の人びと(貴族の生活と心情;平安京の鋳物工人たち;天皇陵のゆくえ;王権と神泉苑)
著者等紹介
門脇禎二[カドワキテイジ]
1925年、高知県生まれ。京都橘女子大学名誉教授、京都府立大学名誉教授
狩野久[カノウヒサシ]
1933年、北海道生まれ。京都橘女子大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。