感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
3
江戸時代、江戸に奥羽の米を運びこむためのルートとして整備された、利根川水系の水運の実態を、インフラ、流通機構、政策などに着目して分析。当時の船舶技術の限界で海運がイマイチ安定しなかったために、幕府や諸藩は利根川水系を積極的に整備していくこととなった。「河岸(かし)」と呼ばれた川辺の港は物流拠点となり、観光や地方の商品経済の推進力となっていく。この本を読むと、江戸時代の河川は、今で言う鉄道や高速道路のような、交通の大動脈だったことがわかる。江戸の町に川が多いのも、あれが高速道路だと思えば、腑に落ちる。2013/02/20
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- 和書
- 自分の感受性くらい




