ヨーロッパとは何か―分裂と統合の1500年

ヨーロッパとは何か―分裂と統合の1500年

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582473292
  • NDC分類 230
  • Cコード C0022

内容説明

ローマ末期から20世紀初頭まで、〈分裂〉と〈統合〉を軸に政治と文化の歩みをたどる。ヨーロッパ精神文化の深層を構造的に把握し、目下直面する困難・課題を歴史的に理解するための発見的記述に富む個性的通史。

目次

第1章 ローマと異民族
第2章 異教、キリスト教、ローマ帝国
第3章 新たなラテン世界
第4章 カロリング朝の組織の核
第5章 ヨーロッパの出現
第6章 内部破裂から拡大へ
第7章 封建社会から身分社会へ
第8章 最初のヨーロッパ統合
第9章 エリート文化の革新―ローマへの回帰
第10章 信仰の源への回帰―ヨーロッパの宗教的統一の終焉
第11章 ヨーロッパの政治と軍事―中心地の移動
第12章 第2のヨーロッパ統合―文芸共和国
第13章 第2のヨーロッパ統合―宮廷、サロン、フリーメイソン
第14章 戦争、絶対主義、近代化、革命
第15章 アメリカとロシアの間で
第16章 フランス革命、ヨーロッパ文化、国民文化
第17章 諸国家の道―西欧
第18章 民主主義、産業、国民統合
第19章 諸国家の道―中欧と東欧
第20章 第1次世界大戦まで
あとがき―第3のヨーロッパ統合に向けて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつこ

1
増補版を読めばよかった。ローマ時代から第一次世界大戦まで、ヨーロッパを統合させようとする作用と、分裂・解体させようとする作用を、紛争の歴史から捉えようとする内容。国家間の争い、思想上の争い、主義の争いなど。正直いうとちょっと難しかった。言ってる事は分かるんだけど腑に落ちないというか、本質が摑み取れない、というのも戦争や国制などの解説が豊富ではないので、各々の事前知識が充分でないと深く理解するのが難しい。歴史の細部を知って初めてこの本の意義が分かる気がする。2020/06/01

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