出版社内容情報
人文・歴史地理学の泰斗が繙く琵琶湖の地理。琵琶湖は日本の歴史において常に重要な役割を担い、地勢的にも特徴が際立つ。専門家の視点でその特殊性の解説を試みる。
内容説明
かつて多くの日本人が生活と生業の場としてきた水辺。日本の伝統的な景観を今なお残す琵琶湖全域を眺め、長年調査してきた人文・歴史地理学の泰斗が、歴史的変遷を辿りながらその景観を描きだす。
目次
はじめに―伝統的な水辺をみつめる
第1章 水辺の生活と生業
第2章 舟運と湖辺の道―湖畔の町と村
第3章 水辺の町と城
第4章 水辺の祈り
第5章 琵琶湖―水辺のなりたち
著者等紹介
金田章裕[キンダアキヒロ]
1946年富山県生まれ。京都大学文学部史学科卒業。文学博士。専攻は歴史地理学、人文地理学。京都大学名誉教授。現在、京都府立京都学・歴彩館館長、京都府公立大学法人理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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