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出版社内容情報
ロシア革命直前の1917年1?3月、第一次世界大戦参戦へと舵をきる米国ニューヨークにいたトロツキーの活動とその影響を、英・独スパイたちの暗躍を含め、生き生きと描く。
目次
第1幕 前夜(モンセラート号;タイムズスクエア;セントマークス・プレイス;ブルックリン;リバーサイドドライブ1;パターソン;ブロンクス;クーパーユニオン;リバーサイドドライブ2;ウィルソン)
第2幕 戦争(スパイvsスパイ;カーネギーホール;ジフ;チューリッヒ;イースト・ブロードウェイ;委員会;レノックス・カジノ;ロシア)
第3幕 そして革命(旋風;スパイ再び;領事館;迷子;ハーレムリバー・カジノ;クリスチャニアフィヨルド号;ノヴァスコシア;ペトログラード;余波)
著者等紹介
アッカーマン,ケネス D.[アッカーマン,ケネス D.] [Ackerman,Kenneth D.]
法律の実務家として活躍する一方、著作活動も展開し、19世紀末から20世紀前半のアメリカ政治や歴史的人物についていくつもの著書を発表している
森田成也[モリタセイヤ]
マルクス経済学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かふ
17
トロツキーの日記を通して当時のアメリカを知る。パリのベル・エポックがそのまま移動してきたニューヨークは移民の街であり、当時はロシア人移民がもっとも多かったとか。その中でガーシュインの明るい音楽が賑やかに流れる国際都市だった。トロツキーの渡米はカフカの『アメリカ』のように思える。2026/10/09
鬼山とんぼ
4
腹落ちする一冊だった。『ロシア革命・破局の8か月』を読んでおり、綱渡りの権力闘争のさなかで暴虐な巨大国家が生まれた経緯をもう少し知りたいと思った。明治維新に興味を持つのと同様な感覚である。モンテフィオーリの長大なスターリンの伝記を少し前に読み、ソ連および中国の基礎理論となったボルシェビズムがどのように権力の座に就くようになったか、主要人物の具体的行動を見るのが一番確実なので、ルポ、ドキュメントに接するのがよいと思った。この種の翻訳をするのはマニアックな研究者しかいないが、森田氏は緻密で信頼が置ける。2026/09/08




