内容説明
猿の技と、それをつかう人間の技と、観る人びとと、その全体で心を結ぶ…。ひとたびは途絶えた伝統を受けついで、現代を旅ゆく芸の記録。
目次
第1章 1990年10月・仙台・安登夢と修二(金華山!;困ったな、やりませんね;輪抜け、箱山、放下芸;「安全領域」;「違い」への敏感さ;投げ銭興行)
第2章 花猿参上―ライヴ「お猿の学校」
第3章 村崎修二聞き書き―おサルと一緒じゃからこんだけ横着なことが言えるんじゃね(仕込み;小沢さんと宮本先生;分離独立;世間師;猿曳きと親方;芸と技 ほか)
村崎修二と安登夢の旅の記録
仙台・猿舞座興行追っかけ日誌