感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
無識者
7
梁山泊は勢いをつけてやっと108人集める。全然人物が覚えられない(笑)。どうしても黒旋風李逵が印象的。あれだけ問題児でも憎めない存在なのが羨ましい。人物覚えるためにも、挿し絵をもっとつけてほしい気がする2018/06/09
荒野の狼
2
中国の奇書シリーズの中の水滸伝全3巻のうち、中巻で’1972年発行。第39-78回までをカバー。駒田信二による貴重な120回本の完訳ということで満点をつけたい。本巻には地図が一枚ついているだけで、解説はない。各回に二枚の挿絵と短い注が入る。概ね、文章は平易で、本巻では、好漢が次々に登場し、71回で、いわゆる70回本の部分は終了。人物の描写などは、漢詩で説明されることが多いが、この部分は書き下し文で口語訳はなく、注があっても難解(もっとも、この部分の意味がとれなくても、本筋の理解には問題なし)。2015/07/25
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