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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
41
レオンも真澄も、心の扉を肝心なところで閉じてしまう。相手を、自分をも信じることは、なんて難しいことだろう。そうそう、思い出した。真澄が抱いてしまう罪悪感の根底には、死んだあの彼がいたんだった。「意識的にせよ無意識的にせよ自分を解放していけば、自分の進むべき方向がかならず見えてくる」どんな状態が「解放」なのか、自分にも当てはまるのか少し考えてみようかと思う。ああ、それにしてもリリアナ・・・。2016/06/01
すう
12
この巻を読み、よくあれで完結できたな…と思うほどに、解決してなかった事だらけだった事に改めて気づいた。そうじゃん!真澄のあの気持ちも、レオンのあの気持ちも、そしてリリアナやセルゲイエフのあの気持ちも、みんなみんなそのままじゃないか!!もう『まいあ』の第2部とかどうでもいいんで、早くこっちを書き上げて下さい!一年に一冊のペースは待ちきれません!2012/02/11
晴音
10
ついにこの時が来た!!あぁ、リリアナと先生の最後の踊りが切ない。。。そして描かれなかったレオンと真澄の本題がついに!!ここを待ってたんだよ!!一年待ってらんないよ~2012/02/13
綾乃
9
2冊目。 セルゲイエフ主催のダンスグループで、『春の祭典』で「乙女」役を演じ切ったことで真澄の心の扉が開き始めると同時に、レオンと真剣に向き合い始めるが、ルシィーのことが未だに心の中に枷となっていたのか(-_-)💨 そしていよいよ『アグリー・ダッタク』が開幕。 リリアナのことは予想していたが、まさかこんなことになってしまうとは……2021/03/03
kamakama
8
「まいあ」で主人公を見守る素敵な両親となっていた真澄とレオンが、公私ともにカップルになっていくまでを描くその第二巻目。 リリアナの死を描きながら、クライマックスで出てきたのは意外な名前。それこそが二人が愛し合うまでに至れない大きな壁だったのかもしれない。それは真澄にとってだけでなく、レオンにとってもそうだったのだのではないだろうか。読み終わったそばからすぐ次が読みたくなる事必至。第三巻が待ちどおしい。2012/02/11