目次
ガラクタ百科(大漁旗―万祝;ハプニング;燐票;招き猫;金ボタン―学生服;絵葉書―フレンチ・ポストカード ほか)
キッチュぐるい(芸術品のぼろ;名画―公認された視線の束;宗教のぼろ;美顔整形;看板絵―聖と俗;噫々!山紫水明 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なる
14
マッチ箱やタペストリー等、ガラクタと題してはいるけれど今では至るところの雑貨屋で販売されているようなキッチュでありファンシーなアイテムだったり、時刻表やカストリ雑誌といった博物館などで収集されているような収集癖をくすぐるようなアイテムを紹介している。個人的にはミュージアムのパンフレットとか行った場所の記録として残しているのも、他人から見ればガラクタといっても過言ではなく、その価値観なんて本当に人それぞれなんだななあ、と思う。なのでここに紹介されている「ガラクタ」も興味深い、いずれも愛すべきものである。2024/09/13
猫
4
昭和中期の大衆文化を彩ったさまざまなアイテムを収集・解説した本。写真がカラーと白黒が混在なのが惜しい感じ。高度経済成長期に置き捨てられたものと花開いたものが入り混じる。後半の「キッチュ」に関するコラムはどこか退廃的な雰囲気なのと、言葉をやたら捻っている感じで読みづらくて言いたいことがわかりづらい。2016/07/04
naof
1
古本屋で1000円でした。マッチラベルや招き猫、ペナントにブロマイド、必要不可欠ではないけど妙にデザインが凝ってて驚くほど種類がある。今ではなかなかお目にかかれないレトロなモノもたくさん見れます。各ページの補足欄が「つけたし」じゃなくて「つけたり」という表記になってるところに、時代を感じる。2010/03/02
necoko19
0
★★★2010/10/24