内容説明
異文化への敬意と友情をこめて、名作の発掘と紹介に携わってきた数十年の旅の記録。
目次
第1章 アジアを観るということ(アジアの映画と日本;千の声を持つアジア映画 ほか)
第2章 隣人たちのドラマに触れる(中国・台湾・香港 映画の旅;侯孝賢の映画 ほか)
第3章 映画を探して南へ西へ(ミャンマー映画紀行;フィリピン映画の特質 ほか)
第4章 中近東という多面体(中近東の映画事情;イランの女性問題映画 ほか)
第5章 私がアジアの映画を見つづける理由(映画祭の役割;アジア映画のいま ほか)
著者等紹介
佐藤忠男[サトウタダオ]
1930年、新潟県生まれ。国鉄職員、電電公社員を経て、57年以降『映画評論』『思想の科学』の編集長。62年に映画評論家として独立する。以後、平明かつ説得力のある文章で、映画をはじめ、大衆文化、教育などにわたる幅広い評論活動を展開している。とくにアジア、アフリカ、中東の国々との映画による交流活動は大きな実績を上げている。現在、日本映画学校校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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