出版社内容情報
ゴッホの自画像に扮するセルフポートレイト以来、一貫して「自画像的作品」をテーマに作品を作り続ける森村泰昌の代表作が1冊に。
内容説明
ポケットに森村。アートの世紀のアート文庫。
著者等紹介
森村泰昌[モリムラヤスマサ]
現代芸術家、美術家。1951年、大阪の緑茶商の家に生まれる。1971年、1年の浪人期間を経て京都市立芸術大学美術部工芸科に入学し、ヴィジュアルデザインを専攻する。大学卒業後は大手電気メーカーに勤めるが、三日で退職。1976年には京都市立芸術大学美術学部専攻科デザイン専攻に再び入学。同年、大阪・鶴橋のJR環状線高架下にアトリエを開く。また、いくつかの高校で非常勤講師を務めるようになる。1980年、京都市立芸術大学美術学部構想設計・映像設計(通称・映像教室)の非常勤講師となり、アーネスト・サトウ教授のアシスタントとして働く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mari
16
えっ!あれが?おっ、これも!の有名な芸術作品を自画像にあてはめて、パロディちっくな感じです。お気に入りは『ラス・メニーナス』のマルガリータ王女のコーナ。おもしろ~。2014/08/31
保山ひャン
1
森村泰昌のなりきりシリーズ。シンディ・シャーマンのなりきりは、まるで二重底みたいなイメージで面白かった。女性で、同じコンセプトで作品つくる人が出てきてほしい。2015/04/22
ybhkr
0
森村作品が好きだけどあまり本棚に余裕がなく、かといって最近目が悪くなってきたので文庫はつらい。せめて海外版ポストカードサイズくらいの作品集があったらいいなあ…と思っていたらちょうどいいのがあった。フリーダの元になったポストカードを飾っているので寝っ転がって本物と見比べるのが楽しい。有名な作品ばかりなのでどの作品の比較も楽しいのだが。絵画の人物になりきったパロディーはほんまによく似ているが三島由紀夫だけ森村感強くてやはり坊主頭は難しいのかな~と感じたり。芸術作品以外のなりきりも再現率高いなあ。2017/02/03
ぱーこ
0
まさにアートだぁ!2021/09/09
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- 電子書籍
- 週刊エコノミスト2015年6/30号