内容説明
パノラマ・カメラをたずさえ、写真家はユリシーズの影を追ってダブリンをさまよう。静謐なモノクロームが紡ぎ出す、饒舌な物語。惑乱と陶酔の迷宮へ。魂の漂流三部作、遂に完結。
著者等紹介
鈴木龍一郎[スズキリュウイチロウ]
写真家。1942年東京生まれ。早稲田大学卒業後、フリーランスの写真家となり、現在に至る。日本写真家協会会員。1975年、「聖印度行」により第12回太陽賞。2008年『オデッセイ』により、日本写真協会賞年度賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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