内容説明
華麗・繊細にして荘厳なペルシア文化から、敬虔と熱狂のシーア派イスラーム、都市と村に息づく人々の暮らしまで。イラン・ペルシアの神髄を捉えた初の写真集。
著者等紹介
野町和嘉[ノマチカズヨシ]
1946年高知県生まれ。写真家・杵島隆氏に師事し、71年にフリーの写真家となる。72年、20代半ばでサハラ砂漠に旅したことがきっかけとなって、極限の風土を生きる人々の精神世界に魅せられ、信仰、巡礼をテーマとして地球規模で描き続けている。ナイル、エチオピア、グレート・リフト・ヴァレーといったアフリカの乾燥地帯の取材を経て、1980年代後半より舞台を中近東、アジアに移し、中国、チベット、サウジアラビア等での長期取材を経て、2002年以降アンデス、イラン、インドに取り組んでいる。1984年『バハル』(集英社)、『サハラ悠遠』(岩波書店)で土門拳賞、90年『長征夢現』『ナイル』(以上、情報センター出版局)で芸術選奨文部大臣新人賞、日本写真協会年度賞、2002年に大同生命地域文化研究特別賞ほかを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぽて子
2
シルクロードの息吹が感じられる1冊、モスクの内部が本当に美しくてうっとり。2014/12/09
森香
1
昔のアケメネス朝ペルシアがあった地域、現代のイランを紹介した写真集。 イラン独特の鏡細工が施されたモスクや宮殿はキラキラ光ってとてもきれい。繊細なモザイクも美しい。ただ、偶像崇拝が禁止されているせいか、西欧の宮殿に比べると平面的。 イスラム教シーア派の他クルド人やゾロアスター教の古代遺跡にもページを割いている。泥の遺跡アルゲバムの倒壊前と倒壊後の姿が載っていて惜しいことになったなと思った。2015/03/28
yutaka
0
イスラム様式は美しい。いつか行ってみたい。2009/06/30
maishilo
0
行きたい…2022/12/20