内容説明
東北から沖縄まで、列島各地の神域に古代からの原風景を訪ねる。デジタルカメラによる初の本格的映像表現。
著者等紹介
石橋睦美[イシバシムツミ]
1947年千葉県佐倉市生まれ。10代後半から日本の自然を知る目的を持って各地を歩く。1975年頃から東北地方のゆったりした地形の広がりと自然の豊かさに魅せられ、東北地方の自然にテーマをしぼり撮影を始める。以後、湿気に培われた日本独特の色彩が描く自然美の表現をライフワークとする。1989年頃からブナ林をテーマとして、北限から南限までのブナ林を取材。その撮影を終えた後、自然林を背景にして成り立ってきた歴史文化を見出す目的で全国の森を巡る。2003年、日本の森林の撮影を終え、次の仕事として、豊かなる自然に神を思い描いてきた日本人の原風景を探る目的で、神域を巡る旅を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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双海(ふたみ)
5
またいつかお伊勢参りをしたい。2025/05/16
misui
4
身も蓋もない言い方をしてしまうと、ただでさえきれいな自然の風景に神社などを置いて神秘性を付与すれば、美しくならないわけがない。そのためか、たとえば前景を巨木で占めて奥のほうに社がちらりと覗くというような、秘してこそそれが漂い出ると言わんばかりの神秘の演出が多々見られる。加えてデジカメ撮影で加工まで施したとのことで、ある意味普通では見られない風景が現前している。人間離れした風景はたしかに神のいる別世界を覗くようだった。春日大社なんて華やかで最高。2014/09/26
phmchb
1
図書館本。斜め読み。2025/04/03
蘇芳
1
良いのだけれど、やっぱり本物の空気は行かなきゃ感じられない。2011/07/16
伊吹
0
神社の持つ雰囲気好きです。2016/02/08