内容説明
六本木ヒルズをテーマに東京の風景を撮りおろした写真集。
著者等紹介
ホンマタカシ[ホンマタカシ]
写真家。1962年生まれ。広告制作会社ライト・パブリシティに在籍した後、独立。91年よりロンドンに渡り『i‐D』などで活動。帰国後、雑誌・広告・アートなどの幅広い分野で活躍。99年『東京郊外』で木村伊兵衛写真賞を受賞
堀江敏幸[ホリエトシユキ]
作家・フランス文学。1964年生まれ。エルヴェ・ギベール『赤い帽子の男』、ミシェル・リオ『踏みはずし』などフランス文学の新しい小説を翻訳。95年『郊外へ』で作家デビュー。著書に『おぱらばん』(三島賞受賞)、『熊の敷石』(芥川賞受賞)『雪沼とその周辺』(木山賞・谷崎賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アコ
10
わたしが最も好きな写真家かもしれないホンマタカシが撮るわたしが不思議がられるくらい嫌う六本木ヒルズ。こういう組み合わせは案外よいものだとおもう。事実、六本木ヒルズがよく思えた気もする。(単純すぎる!)でもそれくらいホンマさんの建築写真は本当によい。大好き。オーバー気味のあの青の色がやはりたまらない。あとは建設中の夜間工事とおぼしきもの。眠らない街・六本木に重なる現場の光がまばゆくて愛おしい。巻末の堀江敏幸さんのエッセイはそこまで好きではなかったんだけれども笑...よいものを観た。2013/12/04
warimachi
1
『ブラッサイ写真集成』を返すときにたまたま隣にあったものだから借りてみたが、これはいい本だ。ホンマタカシも堀江敏幸もそれぞれにいい仕事をしているけど、やはり最大の功労者はバーンブルックデザインだと思う。あるいは、あんな皮肉(ではないか)満載のエッセイにGOサインを出した森ビル株式会社に。2010/10/03
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