出版社内容情報
1960?70年代、アーティストたちが自由な表現を試みた戦後の前衛美術運動。その渦中に身をおいた伝説的画商の回想を軸に、アートの青春群像を生き生きと描き出す。
内容説明
アーティストたちが次々と自由な表現を試みた日本の前衛美術運動。その渦中に身をおき、「自由が丘画廊」という舞台で、とびきりの知的冒険を楽しんだ画商がいた―。伝説のギャラリスト・実川暢宏の回想を軸に、アーティスト、ギャラリスト、そしてコレクターたちの青春群像を生き生きと描き出す。
目次
プロローグ 李禹煥の画室にて
1 伊豆に疎開していたピカソの絵
2 一九五〇年代、岡本太郎がヒーローだった
3 現代美術を広めた先人たち
4 画商への入口
5 新星と先駆者
6 欧州の画商たち
7 画商とコレクター
8 集められた絵、集まった人々
9 画商という商売は、麻薬みたいなもの
エピローグ 都心の隠れ家に遊ぶ
著者等紹介
金丸裕子[カナマルユウコ]
茅ヶ崎生まれ。法政大学卒業後、考現学を手法にしたコンサルティング会社勤務を経て、ライター・編集者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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