出版社内容情報
複雑な中国陶磁の歴史を単純な時代別に終止せず、親しみ易い15のテーマに区分し、その全貌を明らかにする。発掘調査等の最新の研究成果を反映し、第一線の研究者による執筆。世界中の名品図版を多数収録した。
内容説明
華やかな盛唐期の三彩を中心に、前史となる北朝の鉛釉陶、そして唐三彩の影響を受けた唐末・遼・宋の三彩など、三彩陶の展開を中国陶磁史の中に位置づける画期的な試み。
目次
1 唐三彩の発見
2 漢代の鉛釉陶器
3 鉛釉陶の復活と白磁の誕生
4 唐三彩の時代
5 初期の唐三彩
6 唐三彩の作品と窯
7 中・晩唐の三彩
8 遼三彩