出版社内容情報
端渓に代表される中国古硯は、中国の伝統文化を象徴し、また蒐集家にとっては垂涎の品である。著者の貴重な蒐集品を一挙公開・解説。
楠 文夫[クスノキ フミオ]
著・文・その他
内容説明
中國の長い歴史の中で多くの文人墨客が愛好した古硯には、東洋の伝統の奥底に隠された精神の高さがある。中國の古硯は東洋文化の貴重な精神遺産。四百余州に及ぶ中國大陸の各地より産出した中國硯の精神美に魅せられた著者が、六十年余にわたる生涯の大半を費やして研究し、収集してきた数多くのコレクションの中から、著者の人生との出会いを刻んだ選りすぐられた二百三十面余りを紹介。中國の古硯の研究と鑑賞の一助になる決定的な集大成。
目次
1 中國四大名硯
2 端硯
3 歙州硯
4 澄泥硯
5 魯硯
6 四大名硯以外の硯
7 蘭亭硯・太史硯と掌硯
8 宋代の硯と宋代以前の旧硯
著者等紹介
楠文夫[クスノキフミオ]
昭和13年(1938)2月15日、東京の書道用品販売の老舗「精華堂」の次男として生まれ、硯の研究に取り組む。平成2年(1990)に独立し、「硯の資料室」と株式会社イエンタイを創設。東京藝術大学、岩手大学、大東文化大学等の講師を歴任。現在「硯の資料室」室長、株式会社イエンタイ代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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