出版社内容情報
唯一無二の「プラチナ彩」を作る陶芸家の半生に迫る。セラミックの宝石と称される作品はどう生まれたのか? 作品多数掲載。
内容説明
ふたたび、伊万里から世界へ。かつて世界を席巻した伊万里/有田の陶磁器。その伝統を受け継ぎつつ、まったく新しい技法「プラチナ彩」で「セラミックの宝石」とも称される作品を作りつづける男の一代記。
目次
第1章 ヨーロッパを魅了した伊万里
第2章 鷹島から伊万里へ
第3章 結婚と独立
第4章 未来にむけて
第5章 技法とデザイン
第6章 作品解説
著者等紹介
井谷善惠[イタニヨシエ]
1954年兵庫県生まれ。美術史家。専門は近代日本美術史、美術工芸史、特に明治期の輸出陶磁史および輸出漆工史、異文化交流史。東京藝術大学、多摩大学、金沢大学などの講師を歴任。1998年、関西学院大学大学院文学研究科博士前期課程入学、2000年修了(修士)。2001年、ロンドン大学大学院アジア・アフリカ研究所でM.A.(Distinction)取得。2006年、オックスフォード大学大学院オリエント研究所よりPh.D授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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